【調べてみました】駅メロの録音 何使ってますか？ Ekimelo research #01
今回は管理人（とれいるあずさ）が気になったことを調べてみるエキメロリサーチシリーズ第１弾は、音鉄が駅メロディの録音機材に何を使っているのか？管理人が独自に調査してみました。
事は、2022年5月2日。国府津駅の発車メロディが「みかんの花咲く丘」に変更された時、初日に約62人の音鉄が録音に集結しました。年齢層も様々であれば、収録機材も人それぞれ。そんな風景を見て、管理人は気になった。「どんな機材で収録しているのだろう？」管理人も収録の傍らでどんな機材を使っているのかホームを歩き回り調査してみました。
調査方法
期間：2022年5月2日（6時～18時）・5月3日（6時～20時）・5月4日（6時～19時）
対象：上記期間に国府津駅に録音・録画に来た人 120人
（音鉄に限らず一般の人も録音・録画をしていたら対象）
それでは、調査結果を使ってる人が多い順にランキング形式で発表していきましょう。
第３位 ICレコーダー（ボイスレコーダー） 14人（11.7%）
コンパクトで値段も安く気軽に録音ができる機材として人気があるICレコーダー。音質もこだわりを持たなければ、それなりの音質で録音できるため、３位にランクインしました。小中学生が多く持ち歩いている印象でした。
第２位 サウンドレコーダー（リニアPCMレコーダー） 33人（27.5%）
音質を重視する人にとって圧倒的な人気を誇るのがサウンドレコーダー。ICレコーダーと同様にコンパクトで、価格は多少値は張るものの、その分高音質で録れることもあって、音鉄歴の長い人を中心に高い人気がある印象でした。
第１位 スマートフォン 54人（45.0%）
やはり、１位は「スマートフォン」となりました。普段から持ち歩いている人も多く、それなりの録音品質で録音でき、動画も撮れることもあって、多くの人が使用していました。物珍しさに動画を回す一般人がいたことも、２位に圧倒的な差をつける要因にもなったようです。
今回の調査結果は、こうなりました。
少数派としては、デジタルビデオカメラやアクションカメラ(GoProなど)で録画を行う人や、中には重いデジタル一眼カメラを三脚で持ち上げて録画する強者もいて、いろんな人がいるんだなと感じさせる結果となりました。
今回の結果からは、録音機材の使用分布がわかったこととは別に、近年の音鉄の人口拡大に「スマートフォン」の普及が大きく係わっているのではないかと考えさせられました。わざわざ機材を揃えることなく、いつでも手軽にそれなりの音質でというのは大きな武器なのだと強く感じました。
これからも、駅メロディのバラエティが増えるのと同じくして、音鉄の人口も増えることが考えられます。人口の多い撮鉄は一部が社会的に問題になっています。音鉄が同じ轍を踏まないことを願って発展していければなと思います。